10月
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第37回 かしも山歩倶楽部
H22年10月31日(日) 参加者31名。
台風が去って日本晴れの秋かと思ったが、山の高い所に小雨が降っていたので車での山登りとなった。
今年は100年に一度の茸の大豊作となり、杉平茸(スギヒラタケ)も杉の古い株台を真白に染めて生えている。いつもの所で皆んなで採った。採っても採ってもあった。
それから、ゆっくりと木曽越林道を登った。林道沿いには、ホウサキ(白文字)が、まだ真青のものから真黄色の華やかなもの、赤く紅葉したものまで賑わせてくれる。
ウルシ科の山漆(ヤマウルシ)、白膠木(ヌルデ)、櫨の木(ハゼノキ)、山櫨(ヤマハゼ)が赤く映える。それ以外に赤いのが小峰楓(コミネカエデ)。他に瓜膚楓(ウリハダカエデ)、瓜楓(ウリカエデ)・・・・・・これからどんどん山を赤く染める。
今年はまだ霜が降りていないので、本格的な紅葉(黄葉)はもう少し先の様だ。いろいろ木の名前を詮索しながら、濃い霧の中をゆっくり木曽越峠まで登り、木曽谷の大崖の天辺で車を降りて散策した。全ては霧の中だった。お腹も空いてきたので山を降りて、福崎の木まま工房で西方芋の昼食をとった。
熊澤茂村長の育ててくれた西方芋は、良く肥って軟らかくてとても美味しい。先日、私の採ったササベラとナメコが秋の香りを演出してくれた。
100杯分をペロリと平らげた。
天候が悪くて唐塩登山も出来なかったが、又来年のお楽しみにとっておこう。
平成22年10月31日
かしも山歩倶楽部実行委員会
世話人 中島 紀于
熊澤 茂
角和 保明
林 暁美
梅田 雅子
田口 洋子