6月
24
杉に林の中に「小紫陽花(こあじさい)」がひっそりと咲いている。
木曽越峠の熊笹の根元に「銀竜草(ぎんりょうそう)」が可愛く咲いている。
参加者20人。
いつも雨にたたられたが、今年は奇跡的に快晴に恵まれ、深緑の木曽越林道を登った。
在所から峠までずっと「深山春蝉(みやまはるぜみ)」の蝉しぐれの中を汗をかきかき、遅咲きの「ささゆり」を探して、満開の小紫陽花を愛で、これでもかと咲き誇る山空木(やまうつぎ)とご対面し、3時間余りかけて登った。
途中で道を間違えた人もあった。
木曽谷を登ってくる涼しい風に吹かれ乍ら、旬の朴葉すし、茂さん手作りの味噌汁、焼き乍らのけいちゃん、朝採れのトマトとブルーベリーを、思いおもいの場所でたらふく食べた。
ここで食べるからこんなに美味しいのだろうか。
皆んな一杯食べた。
それから「猿梨(さるなし)」の大木の下で記念写真を撮って帰った。
とてもラッキーな一日だった。
平成30年6月24日
かしもむら なかしまのりお